残業代の計算方法

法定労働時間を超えて残業をすれば、労働基準法の規定通りの残業代を貰わなければいけません。

しかし会社が払おうとしない時、未払いであることを労働基準監督署や裁判にて申し立てをすることになります。

しかし、いくら残業代を請求しようとしたところで、実際にどのくらいの時間をサービス残業したのか把握していなければ、具体的な金額を算出することは出来ません。

そこで、残業代の計算方法についてご紹介いたします。

 

計算方法としては、時給制の場合は設定された時給に割増として1.25倍したものが残業単価となりますので、そこに残業時間をかけると残業代が算出されます。

 

次に月給制の場合の残業代についてです。

まず、1時間あたりの賃金を求めましょう。

 

1時間あたりの賃金=1ヵ月の給料(基本給+手当※1)÷1ヵ月の所定労働時間

 

1ヵ月の給料から、1ヵ月の所定労働時間を割ったものが1時間あたりの賃金となります。

※1 以下の手当ては含みません。

家族手当、扶養手当、通勤手当、別居手当、単身赴任手当、子女教育手当、住宅手当、臨時の手当て、

ボーナスなど1ヵ月を超える期間ごとに支払われる手当。

 

そして算出された1時間あたりの賃金に、割増賃金として1.25倍をしたものが残業代の時給となり、それを残業時間で掛けたものが残業代となります。

 

残業代=(1時間あたりの賃金×1.25)×残業時間

 

なお、労働時間は1分単位で計算され1時間にも満たない労働時間を切り上げる事は認められていても、切り捨てることは認められていません。

さらに午後10時から午前5時までに仕事を行う場合は、深夜労働ということになります。

深夜労働の場合の割増率は1.5倍となります。

休日出勤の場合の割増率は1.35倍で、かつ深夜労働になると1.6倍となります。

 

あなたの残業代は正しく計算できましたでしょうか?

もし手元に資料がなく大まかなものしか計算できないという場合でも、会社側は労働者の残業時間を管理する義務があります。

しかしながら、あなた一人でそのような交渉を行う場合、会社はしっかりと対応してくれないこともあり得ます。

そういった場合、法律に詳しい弁護士となれば会社側も真剣に対応せざるを得なくなりますので、一度弁護士に相談することをおすすめします。

 

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